Gitとは[操作] GitHubとCloud9(AWS)を例に順に解説 その5

Gitについて、前回までの続きです。
今回は、競合の解消、コミットメッセージの修正について進めていきます。

Gitとは[概要] GitHubとCloud9(AWS)を例に順に解説 その1

Gitとは[環境設定] GitHubとCloud9(AWS)を例に順に解説 その2

Gitとは[コミット,ログ,差分確認] GitHubとCloud9(AWS)を例に順に解説 その3

Gitとは[取消,削除,ブランチ] GitHubとCloud9(AWS)を例に順に解説 その4

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競合の解消

複数人で開発を進めている場合に競合が発生します。

例えば、ブランチA、ブランチBでそれぞれ同じ箇所のコードの編集を行っている場合に、その編集したものをマージしようとすると競合が発生します。

この競合は開発者が取り除いてあげないといけません。

ここでは、あえて競合を起こして、それを解消する手順で確認してみましょう。

まずは、ブランチBにあたるfeature-Bブランチを作成します。

前回でもやったとおり、
$ git branch feature-B
でブランチを作成し、

$ git checkout feature-B
で移動します。

ちなみに

$ git checkout -b feature-B
とすると、一つのコマンドでブランチの作成と移動が完了します。

feature-Bブランチ上でファイルを編集し、コミットします。

マスターブランチに戻れば、当然ファイルは以前のままですね。
確認したら、更にfeature-Cブランチも作成します。

feature-Cブランチ上でファイルを編集して、コミットするまで先ほどと同じ手順で進めます。

※メモ clear コマンドで最終行を一番上までもってける

次にfeature-Bブランチからマスターブランチにマージしていきます。

ブランチのマージについてはこちら >>

続けてfeature-Cブランチをマスターにマージしてみましょう。

CONFLICTと表示されて、競合が発生している状態です。

仮にfeature-Cブランチの内容が正ということであれば、エディタ上で開発者が修正します。

今回はfeature-Cブランチの内容にさくっと編集しますが、実際にコードを編集する際などは慎重に行ってください。
また、基本的には競合が発生しないように開発を進めるべきです。

編集して競合を解決したら、コミットしましょう。

logを git log –graph
で確認して完了です。

おまけ コミットメッセージの修正

直前のコミットメッセージを修正する場合について。

例えば、さっきの競合を解消した時のメッセージ「Resolution Conflict」を「Conflictのメッセージ変更」に変えます。

$ git commit –amend -m “Conflictのメッセージ変更”

でエンター押せばOKです。

 今回はここまで!