今回の車の売却ではAncarさんにお願いすることになりました。
Ancarは、メインは個人間の車の販売サービスです。
売却する車がFordのエコノラインという車で、若干特殊なこともあり、一括オークションサイトなどでは難しく、ある程度経験のある買取店でないと、まともな値段はだせませんでした。
そういう意味だとAncarも新しく、かつWEBサービスなので難しいかなと思っていましたが、ところが最も買取条件も対応も良いという結果になりました。
そのあたりの詳しいところは、前回までの記事に詳しく書いています。
これまでの記事
>> 愛車の売却 査定まで
>> 愛車の売却 査定編
>> 愛車の売却 査定結果編
<目次>
・Ancarで売却するまで
・Ancarへ車の売却の流れ
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Ancarで売却するまで
これまでの記事にあるとおり、当初は通常の買取店や、購入したショップでの売却を考えていました。
ガリバーフリマだとかCtoCの自動車売買サービスの存在は知っていたものの、正直難しいだろうなぁというのが個人的な考えでした。
というのも、フリマサイトだと高く売れる可能性はもちろんあるのですが、いつ売れるかわからないのがネックになります。
保管の簡単なものならいいですが、いかんせん車ですからね。
車検の期限だったり、駐車場だったりといろいろ制約が多い商品なので、売る場合はやっぱりスケジュールは無視できません。
Ancarもメインのサービスは個人間売買ですが、今回利用したのは一旦Ancarが買い取る「おまかせ出品」というサービスです。
売却する車をAncarが最低保証額で買取り、そのうえでAncarが出品してくれるので、売れなくて困る問題はこれでなくなります。
あとは、出品金額は売れるであろう金額の上限価格帯からはじめ、1週間ごとくらいで下げてくシステムなので、うまくいけば売れた金額が受け取れる売却額となり、最低保証額との差額を受け取れます。
個人売買と業者による買取のいいとこ取りなサービスだと思います。
Ancarへ車の売却の流れ
売却を決めてから、実際に売るまでの流れはこんな感じです。
問い合わせから、入庫まで、チャットやメールですべてサポートしてもらえるので、それにしたがってやりとりをしていけば、悩むところはありませんでした。
このあたりのサポートは、テクノロジーサービスを提供している会社で、必要なタイミングで、必要な分の連絡が来る感じで、ストレスフリーです。
もちろん、過剰な感じや、暑苦しさはありません。
既存の車屋さんもうかうかしてられませんね。
①Ancarに必要事項をフォームに入力して問い合わせ
Ancarのサイトにアクセスして、いくつかの項目を入力して、ボタンを押すのみです。
そっから先は、流れにのればOKです。
※これ以降はチャットもしくはメールにてやり取り
②補足の情報や車検証、免許証などを提示する。
①のあとすぐに連絡が来ます。
個人的には、チャット・メールでのやり取りとなるので、電話がかかってくることもなく嬉しいです。
今回はもともとセルフ出品もしていたので、すでにAncar上に画像などを含む車の情報があったため、追加で出す情報は少なかったです。
セルフ出品の情報と言っても、複数の画像と、距離や年式などの基本情報、フリーコメントでの傷などの情報程度です。
これらをもとに概算で査定してくれます。
③販売額のレンジと、最低保証額のレンジを提示してくれます。
②の情報で、どういった返答が来るか予測がつかなかったのですが、実車を見に来た買取業者が提示した見積り金額とそう大きな違いのない金額を提示されました。
この時点で、驚き体験の1つ目ですね。
ちなみに、他社の査定金額も見積書を提示することで考慮してもらえます。
④サービス申し込み
サービスを申し込みの意思表示をし(メールに返信するだけですが)、その後の流れの説明をいただきます。
車両を持ち込む場合は、入庫日の調整をします。
基本的に希望通りに対応していただけました。
今回だと10月で駐車場の解約を予定していたので、10月末に持ち込む形にしてもらい、ぎりぎり最後まで愛車を楽しめましたよ。
買取業者によっては、早く引き取ろうとするところもあるので、こういう部分も印象が良いところです。
なお、出品の委託の契約はクラウドサインをつかった、WEB上の契約で完了です。
⑤売却車両の引き渡し
川崎にあるAncarのリペアショップに持ち込みました。
当日渡す書類は、以下の3点です。
・車検証 原本
・自動車損害賠償責任保険 原本
・リサイクル券
ショップのスタッフも非常に感じが良くて、WEBでのやり取りもそうですが、スムースで対応もよいのでストレスがありません。
⑥書類の送付
Ancarから必要書類一式と返信用のレターパックが送られてくるので、いくつかの書類を準備して、あとは同封の書類に記入すればOKです。
■同封済の書類
・委任状
・譲渡証明書
・自動車損害賠償責任保険承認請求書
・自動車税還付委任状
■準備する書類
・本年度自動車納税証明書
・印鑑証明
・住民票(車検証の住所と印鑑証明の住所が異なる場合)
⑦査定結果のお知らせと出品
⑥の書類がAncarで処理され、預けた車の最終的な査定が終わると結果の通知がきます。
ここでいう査定は事前の情報と食い違う点がないかの側面が大きいですね。
嘘の情報でも提供していない限り、想定の金額から変わることはありません。
これで最低保証額と出品金額が決まり、出品開始となります。
ちなみにこの時点で、最低保証額は入金されます。
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感想
正直な感想として、従来の車屋さんや、買取店に依頼するのにくらべて、ずっとストレスがなく、利便性も高いです。
下取りの査定は、100%ではないですが不利な査定になる場合も多いですし、買取店は状況によっては頑張ってくれますが、申し込んでからの電話ラッシュ、査定当日のお祭り騒ぎと、対応するだけで疲れます。
徐々に車にまつわるサービスも変わっていくんだろうと感じました。