ダイエットに有効な方法、サプリメント、考え方について書いています。
主にこれから始めようと思う方や、なんとなく上手くいっていないと考えている方、
あれこれサプリを購入してしまった方や迷う方に、分かりやすく説明しています。

目次

私自身の場合は、継続して体の調子を維持する目的でのダイエット、トレーニングを実践しています。
食べ物やサプリメントを意識して選択するようになったのは、子供を持ってからで遅咲きです。

トレーニングも学生時代は体育会バリバリで励んでいたものの、社会人になってからは、
随分とサボってしまい、こちらも子供が生まれたことをきっかけにかっこい親でいたい
という目的で始めました。

その過程でなるべく科学的な根拠のある情報を集めてきました。
性格の問題で、調べだすとあれこれと調べてしまうのですが、逆に無駄に時間をかけ過ぎたな
という反省もあり、その部分も共有しています。

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1.ダイエットを始める前に覚えておくこと

1-1.飲むだけ？食べるだけ？？ダイエットの必須条件

　ダイエットに限らず、同じ目的を達成できるなら少しでも楽をしたいのが人情。
　むしろ、その考えが現状を疑い、より効率的、より効果的な方法を探す
　モチベーションにもなるので、一概に否定できません。
　ただダイエットに関して言えば、覚えおかなければならない原理原則はこれです。

　　　摂取カロリー＜消費カロリー

　このカロリーの差分でしか、痩せてはいきません。
　ここでいうダイエットは体重を減らしてシェイプアップする場合ですね。

　一口にダイエットといえども、体脂肪率を下げることが目的で、筋肉の増加などで体重を増やして
　キレる体を目指す場合には上の限りではありませんが、痩せるあるいは脂肪を減らすための結論は、
　1日で食べて得るカロリーより消費するカロリーより減らすしかありません。

1-2.でもやっぱり楽な方がエラい！！

　「摂取カロリー＜消費カロリー」この原理原則を無視してダイエットが成功し、
　痩せることはありません。
　でも、その過程を感覚的に楽にすることはできると思います。
　それができれば、継続もしやすく、目的を達することができるのではないでしょうか。

　例えば、１回の食事で食べる物のタンパク質含有量を増やしてあげると、
　食欲を抑制する効果があると言われています。
　これなら過度な空腹感を感じずに、感覚的にはしっかり食べながら全体の
　摂取カロリーを抑えられますよね。

　もう一つは、プチ断食。
　プチ断食というのは、夕食と翌日の１回目の食事（朝食または昼食）の時間を、
　性別によって異なりますが、女性なら１２時間、男性なら１６時間ほどあけることを指します。
　1日３食、朝もがっつり食べてますタイプの方は、初めは少ししんどいかもしれませんが、
　すぐに慣れます。

　何より、プチ断食時間以外の昼、夜のご飯は普通にしっかり食べますし、
　おやつも適度に取れるので、ひもじい思いに耐え忍ぶ必要がありません。
　いい体を目指して、ストレスを溜めるのは何か違いますからね。

　なるべく負荷が減る自分にあったやり方を取り入れて、無理なく継続できる
　環境づくりが一番大切なのかもしれませんね。
　

1-3.ダイエットの目的。痩せればOK? 健康のため？？

　ここで改めて、皆さんのダイエットやトレーニングの目的はなんでしょうか？
　私の場合は、（親の勝手なエゴですが> <;）「子供達にかっこいいと思われる親でいること」です。
　人によっては、「好きな服が似合う体型を維持する」「彼/彼女好みの体型に進化する」
　などなど、いろいろな目的があると思います。

　いずれの目的にしても、ものすごくシンプルにすると今より良くすること、
　今より快適にすることになるのではないでしょうか。
　だとすれば、ダイエットのために体調を崩したり、余計にかっこ悪い体型になったりすると、
　なんの意味もなくなってしまいますね。

　極端なダイエットや、体や生活に無理を強いるダイエットやトレーニングは、
　痩せることはできても、体調を崩したり、怪我をしたり、あるいは体重は減っても
　お腹がポッコリみたいなことになってしまいます。
　是非皆さんも、科学的な情報を参考にし、無理のない自分にあった方法、ペースで進めましょう。

2.ダイエットを効果的に進めるための食品選び

2-1.プロテイン

　結論から述べると、普段の食事に加えてプロテインを飲むだけでダイエット効果があります。
　プロテインにも色々ありますが、ホエイプロテインです。
　ソイプロテインとかではなく動物性のタンパク質であるホエイが最も有効です。
　上でも述べたとおり、ホエイプロテインをはじめとするタンパク質には
　食欲を抑制する効果があるため、結果的にダイエットに効果があるという説は有名です。

　アメリカのスキッドモア大学の論文によると、飲むだけで脂肪の現象が見られたということです。
　実験では、
　①ホエイプロテイン飲むだけ　
　②ホエイプロテイン＋筋トレ　
　③ホエイ＋筋トレ＋有酸素
　の３つのグループ分けて結果を見たところ、①でも十分なダイエット効果があったということです。
　もちろん、順位をつけるなら③＞②＞①の順に効果が大きです。

　特に内臓脂肪を減らす効果まで見た場合は、②のグループが①より優れているため、
　トータルの健康を考えた場合、②がベストです。
　しかし、ひとまずダイエット効果を試すという意味では①から始めるのもありですよね。
　③は夏までの半年で徹底的に絞る！みたいな場合はいいかもですね。

　念の為いっておくと、プロテインを筋肉増強剤か何かと勘違いしている方がいらっしゃいますが、
　ただのタンパク質なので、飲むだけで起きたらムキムキになっていることはありません。
　圧倒的に日頃のタンパク質量が不足している方の場合、日常生活レベルの運動量でも、
　多少の筋トレ効果　がでるかもしれませんが、マッチョになるには程遠いので、
　痩せたくてかつ太くしたくない方も安心してください。

　プロテインを購入する際はコスパ優先の時はマイプロテイン
　お気に入りのサプリメントを色々と手配したい時はiherb
　急ぎだったり、国内のものがいい場合はオールインワンになったタイプのプロテイン
   もしくは定番のザバスのプロテイン
　といった感じで、ニーズに合わせて使い分けています。

2-2.酵素

　酵素栄養学なるものによれば、「外から酵素を摂取することで消化酵素の消費を減らして
　代謝酵素に回すと脂肪燃焼が促進されてダイエット効果が得られる」らしい。
　この理論をダイエットに応用した「酵素ダイエット」というものが流行しているようです。

　ただ、残念ながら上記の科学的な根拠は見つけられませんでした。
　ちなみに、たとえ酵素が含まれた食品を摂取したとしても酵素そのものは
　タンパク質の一種ですから、　体内に入るとアミノ酸に分解されて吸収され、
　これまでと同じように酵素として働くことができません。
　（タンパク質の一種なので、ホエイほどでなくとも食欲抑制効果はでるのかな？？）

　ダイエットの方法としては、一定の期間通常の食事の代わりに
　“酵素ドリンク”に置き換えるそうです。

　結局のことろ、単純に食事を酵素ドリンクに置き換えることによって
　トータルの摂取カロリーを減らすことができるため、「摂取カロリー＜消費カロリー」を
　実践した結果だと考えるのが妥当と思います。

　正直、酵素そのものについては、信じるか信じないかはあなた次第です。
　それでも、１食を置き換えたり、それをやりやすくする、あるいは他の栄養素
　含めて、酵素飲料 を有効に活用することはできると思います。

2-3.トレーニングは必須？？

　プロテインのところと重複してしまいますが、ダイエット効果だけを考えれば、
　トレーニングは必須ではありません。
　内臓脂肪も減らしたい、もうちょっとかっこいい体になってみたいなどの目的に応じて、
　目的に応じたメニューで始めればいいと思います。

　上述の通り、プロテインを　飲むだけはもちろん、トレーニングを加えても、特に女性の場合は
　ゴツくなるのではなく、引き締め効果と代謝アップの効果がかなり大きいです。
　逆にいうと、筋肥大を狙って、ムキムキのマッチョになろうと思っても、そう簡単にはなれません。
　代謝のいい体をつくれると、摂取カロリーも結果増やせますし、美味しいもの、好きなものを
　食べれたりと、一生の資産になりますよ。

　自分の目的にあったトレーニングをすればいいので、メニューもYoutubeで調べたりで、
　見よう見まねで問題ないと思います。
　もちろんスタートダッシュを決めたい、なんとくなくジムに通い続ける自身がない、
　正しい方法をまず覚えたい（これは実は結構大切だと後から気づきました）などの場合は、
　トレーナーさんをつけるのが一番です。

　そのトレーナー選びも、しっかり考える必要があるので別の機会に記事にします。
　女性の場合は、インスタなんかで芸能人のトーレニング風景なんかを見て、
　やってみようと思うものの、いざジムにいくとフリーウエイトゾーンに入りずらく、
　やりたいことができない方も多いそう。
　そういう方にもパーソナルのトレーナーはいいかもしれませんね。

2-4.食品やサプリメントで悩みすぎない

　食品やサプリメントにこだわると、お金も時間も費やしてしまいます。
　ネットで調べると、あれもこれもととめどなく比較したりと、費やす時間も馬鹿になりません。
　しかし、特にサプリメントなどはあくまで補助であり、食事やタイムスケジュール、
　トレーニングといったご自身の生活そのものが主役です。

　なによりまず、原理原則に従って、実践あるのみです。
　といっても、それほどハードな何かをしなければならないわけではありませんから問題ありません。
　プロのボディービルダーなどなら、人に勝つために、人と差をつけなければならないため、
　まだ科学的な根拠が固まっていないサプリ等にもチャレンジする意味があるかもしれませんが、
　一般の我々が挑戦するのはメリットがあるように思えません。

　シンプルに「摂取カロリー＜消費カロリー」を実践し、トレーニングを目的に応じてプラスする。
　それで補助食品やサプリは、科学的にハッキリしているプロテインや
　副産物的効果のあるクレアチンなどに絞るのが良いと思っています。　
　

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3.継続は力なり

　3-1.ダイエットは時間がかかる

　基本的にダイエットは時間がかかるものであると思っておけば、ストレスも溜まらず
　続けやすいように思います。

　実際のところ、「摂取カロリー＜消費カロリー」として、トレーニングで筋肉量を増やし、
　代謝を上げても、　お腹周りなんかは少しずつ変化していきます。
　おそらく、毎日見ている自分自身はほとんど気付かないほどに。
　脂肪は本来人間の生命時のためのエネルギーのストックとして必要なものなわけですから、
　体はできるだけ温存しようとします。

　ある意味自然の摂理に逆らった行動をするわけですから、多少時間がかかるのも当然でしょう。
　そこで極端な方法で、時短を狙うのは、悪いとは言いませんが、しっかり自分で調べて、
　情報を吟味されるのが自身の健康のためにも良いと思います。
　基本的には体が変化するのに３ヶ月はかかると思って、自分のペースで継続すれば
　結果はついてくるでしょう。

3-2.痩せるだけじゃない

　ダイエットやトレーニングと聞くと、何か頑張らなきゃいけない事のような
　気がしますが、そんなことはありません。
　変化が出てくればやはり楽しいものですし、なにより食生活や生活のリズムを
　整えることになるので、結果的に仕事にしろ、趣味の場面にしろ体も、メンタル面も
　非常にプラスの効果が出ることが何よりかもしれません。