投資などお金にまつわることをスタートするには、なにわともあれ稼ぐところからはじまります。
ここでは、投資につなげていく過程として考えた場合の、あくまで投資の第１歩を踏み出すための稼ぎとして捉えて下さい。
ここのハードルを上げすぎたり、目的が変わってしまうといつまでたっても投資を初められません。
社会人なら支出を減らして貯める方法も取れますが、貯蓄については次回以降にします。
学生でも社会人でも、投資の１歩を踏み出すための投資資金の稼ぎ方として、副業目線で進めていきます。
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なぜ副業か？
副業での稼ぎは、現状の生活に影響の出ない、投資に向いた資金として確保できるからです。
現状で投資を初めていない人にはそれぞれの理由があると思います。
特に投資をはじめてみたいけど、まだできていない人にはつぎのような理由が多いのではないでしょうか。
投資資金に回すだけの蓄えがない
投資資金を蓄えるだけの稼ぎに余裕がない
現状の稼ぎは生活と貯蓄に回したい
などです。
そのままでは、せっかく投資を初めたい意思があっても、いつまでたってもはじめられません。
今より出費を切り詰めて投資に回せる資金を確保するという方法もなくはないですが、それだと生活にも支障が出るので多くの方にとって難しいと思います。
現実問題、誰もそんなに無駄遣いしていないはずです。
もう一つの理由は、投資を始める、あるいは始めた後の心理を考えると、切り詰めて蓄えた貴重な資金を前にして、冷静に合理的な判断をくだすのは難しいからです。
なくなっても良いお金でというのは極論ですが、生活との関連度の低い資金を確保することをおすすめします。
なので、副業をはじめて、投資資金を確保する方法をとっていきましょう。
投資をはじめるのに、副業の資金で足りるのか？
まずは、投資に対する偏見をとってしまいましょう。
投資に莫大な資金は不要です。
確かに金額が大きければ、それだけ取れる戦略も増え、有利な部分もあるのは事実です。
しかし、これから始めるという場面で、大きな金額はなくても問題ありません。
例えば、株を買う場合、銘柄によっては最低単位（買うにあたっての最小数量）でさえ、何百万円も必要なものもあります。
であれば、そんな銘柄を選ばなければいいし、もっと小さい単位で買う仕組みを利用したり、投信やロボアドバイザーなど、その他の商品やサービスを選択すればいいだけです。
投資には多額の資金がいるのではないかという偏見は捨てて、１０万円や２０万円から十分にはじめられます。
極端にいえば１万円でもはじめられのですが、学びの意味でも最低限分散投資はおこないたいし、ある程度の保有資産のバリエーションや幅がある方が勉強にもなるので、数十万円程度からスタートすることをおすすめします。
それならば、月１万円でも２万円でも副業で稼いでいけば、十分に確保できる資金ですよね？
月に数万円なら、時間や労力を犠牲にしすぎず、ちょっと頑張れば達成できる可能性が高いです。
この資金であれば失っても良いとはいいませんが、少なくとも今の生活に全く影響しないところで考えれるので、純粋に投資の実践、投資の勉強ができます。
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副業のはじめかた
副業というと、転売、せどり、最近だとプログラミング、はたまたFXなどがでてきます。
いずれも誰でもすぐにはじめられるという意味では共通しています。
だれでも初められる、参入障壁が低いとうことはどういうことでしょう？
競争が激しく単価が圧倒的に低い、もともと大した価値がないなどで、儲からない、稼げないということです。
FXなどはもはや副業かどうかも怪しいですが、FXを宣伝して稼いでいる方々が、昨今の副業ブームにからめて紹介しているのでしょう。
ちなみに副業としていうならば、FXは全くおすすめしません。
FXについては、効率的市場仮説や、そもそものFXの事業としてのルールなどについて、別の機会に触れたいと思います。
プログラミングも流行りですが、少しスクールで学んで、それで作れるレベルのものに高値がつくことはありません。
猫も杓子もプログラミング、プログラミングを学んで転職！みたいな風潮には違和感を感じます。
学ぶことを否定することはありませんが、一度ドライに考えてみるべきだと思います。
こういうことをいうと、なんの根拠もなく、まだまだ稼げます！と反論されるかもしれませんが、そう言っている人たちは稼げるだけです。
一度冷静になって、当たり前の原理原則で考えましょう。
具体的なポイントは？
これをやれば成功する！は詐欺でしかありませんが、副業をはじめるに当たってのヒントはあります。
あとはそれを使って、自分の頭で考えるのみです。
そこは投資とも共通の大切なポイントですね。
・小さく試す
・たくさん試す
・得意なこと好きなことを活用する
・アナロジー
小さく試す
副業では小さく試すことが重要です。
なお、小さくはコストをかけないでということを意味していて、簡単に真似できるショボいことをやることではないので間違えないようにしましょう。
逆に言えば、コストをかけずに大きく仕掛けられるなら大いにありです。
コストを掛けずに、クリエイティビティを発揮し、自分の強みを活かせるものを試していきましょう。
それが、人に真似をされない価値につながっていきます。
たくさん試す
たくさん試すこともまた重要です。
テストしてみて初めてうまくいくかどうか、自分に向いてるかどうかが分かります。
結果に対しては、クールに判断しましょう。
結果を数字判断すべく、基準を用意しておきましょう。
たくさん試すためにも、小さく試すことが重要になってきます。
たくさん試す前に資金が枯渇して、身動きできなくなっては元も子もありません。
得意なこと好きなことを活用する
好きこそ物の上手なれは最強です。
うまくいく大きな要因のひとつに「継続」がありますが、無理なく苦なく継続する上で、自分が得意だとか好きだというほどの強みはありません。
お金になりそうなことを選ぶと得てして、ビジネスモデルがありきたりでつまらないものになりますが、得意な分野や好きなことを突き詰め、それで稼ぐにはどうすればいいかなと？と考えると、他にはない道が切り開かれます。
アナロジー
アナロジーの意味は類推です。
今までやってきた事と全く違うことを突然やるのは、やはりもったいないです。
せっかくこれまで培ってきた知識やスキルを使わない手はありません。
そのときに有効なのがアナロジーです。
自分のスキルや知識を類推して、横スライドさせることで、他の分野や業界、サービスに活かせないか考えます。
これをやると案外、他の業界では当たり前にやってきたことが、他では新しいものに写ったり、取り入れている人や会社はあってもものすごく薄い内容でやってるから自分ならもっと価値が出せるなとかでてくると思います。
副業といえども、立派な商売です。
ここに近道や抜け道はありません。
であるならば、自分なりの価値が発揮でき、将来的にも資産となる、うまくいけば副が正になるオリジナルのものを作るのに時間と労力をかけるのが良いのではないでしょうか。
副業＆投資の組み合わせで、より良い明日を目指して進めていきましょう！
