小学2年生になった息子が「お金」に興味を持ち始めました。
興味をもちはじめたことをきっかけに、親として伝えられるところは伝えてあげようと、自分の勉強も兼ねて一緒に学んでいきます。

お金にまつわる基本的なことから、心理や投資まで、資産を増やすことを目的として、学んで実践していきます。

<目次>
・子供が「お金」に興味を持ち始めたきっかけ
・勉強をはじめたきっかけ

・お金って何?
・稼ぐ
・貯める
・使う
・増やす
・今後

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子供が「お金」に興味を持ち始めたきっかけ

もともと収集癖があったからか、うちの息子はお小遣いなどで小銭をゲットしては巨大な貯金箱(透明で外からも見える)に貯めていました。

特段貯金をしようとして始めたわけではなかったけど、車屋さんからもらった貯金箱であることもあり、冗談とも本気とも取れる感じで「これがいっぱいになったら、車買う!」と言ってましたね。

そこから、お金そのものに意識が向き始めたきっかけは、自分の欲しいゲームソフトが意外と貯金箱に溜まったお金で買えそうと知ったこと。

それまでは、金銭感覚もなく、家は10万円で買えると思ってるし、値段の感覚がない状態でしたが、欲しい物ができて、それを自分のお金で買えそうとなった瞬間から、モノの値段に興味を持つようになったようです。

親に買ってもらったものが自分が思っていたよりも高かったり、街で見かけて欲しいなと思ったものが、自分の感覚と比べてどうとかと、自分なりに考えるようになっていました。

お金にまつわる勉強をするきっかけ

次に自然と自分の欲しい物を買うには、お金が足りないことに気づき、どうすればもっとお金が貯まるか考えて、お手伝いをしてお小遣いをもらうことにしました。

それからの営業活動はなかなかのしつこさで、これって実際のビジネスの場、特に創業する時にもっとも必要な力だよなと思いながら、妙に感心してしまいました。

ついに目的のゲームソフトをゲットするわけですが、その嬉しさだけでは終わらなかったようです。

当たり前ですが、ゲームソフトを購入するためにお金を使えば、手元の貯金は減ります。
お金が減ってしまったこと、そして貯めるまでかかった時間を考えると、次に買えるようになるのはかなり先になることにショックを受けたようで、どうすればいいのか考えあぐねていました。

「じゃお金の勉強一緒にしてみる?」と誘うと、予想以上に前のめりに食いついてきました。

そんなわけで、親子でお金の勉強がはじまります。

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お金って何?

一番初めはここから。

お金とは?どういうものか。

子供と一緒に学んでいくので、経済学的な小難しい説明はなしです。

大昔には、物々交換していて、でも物々交換だとタイミングが合わなかったりして困るから、単純な物々交換から保存の効いて貴重な品、例えば「塩」なんかに変えて持っておくことで物々交換も進化したとか。
そこから、やっぱりモノを持ち運ぶのは不便すぎるから、金や銀、貴重な貝みたいなものに変化して、それがお金に変わりましたとさ、ぐらいの感じです。

こういった内容でも、さらっと抑えるだけで、子供は「だから色んな商品に値段が付いてるのか」とか「みんなが欲しい物は値段が高いのか」と感覚的に分かるようでした。

稼ぐ

次は、そのお金をどうやったらゲットできるのかという話に自然と進みまして。

ちなみに、基本的にすべての流れは、子供の興味の向くままに任せています。

そして、ここで次の質問がきました。

「お金を増やしたいから稼ぎたいけど、どうすればいい?」

この質問の背景には、お手伝いでお小遣いもらってるけど、お手伝いをできる時間や回数には限りがあるし、1つのお手伝いの金額を欲張りすぎるとお手伝い自体をさせてもらえないということは肌感覚で理解していることがあります。

ようするに、稼ぎたいけど、今のお手伝いの方法じゃ間に合わんと悟ったようです。

それで一緒に考えたのは、

・単価の高いお手伝いメニューを増やす
・提供部分はセルフのサービスを考える

などです。

あとは心理的な障害を取り除く目的で、ウォーレン・バフェットの本を一緒に読むことにしました。
偉大すぎる人物ですが、幼少期の活動など、刺激を得られる部分がたくさんあります。

【中古】 マンガ ウォーレン・バフェット 世界一おもしろい投資家の、世界一儲かる成功のルール

中古しかないみたいです。

わりと最近のだと下の本が分かりやすいです。

スノーボール(上)改訂新版 ウォーレン・バフェット伝 (日経ビジネス人文庫) [ アリス・シュローダー ]

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貯める

稼いだうち、すぐに消費する必要のない部分は貯めないといけません。

子供に限りませんが、稼げば使いたくもなります。

なので、ここについては、貯めるという行為自体はシンプルで簡単ですが、確実に実行するにはなにが必要かという観点で、この先心理的な部分、マネースクリプトなんかを一緒に勉強していきます。

使う

使うことが悪ではありません。

優雨先順位や同じ消費をするなら、どうやって使うのが、あるいは何に使うのが幸せかといったことを学んでいきたいと思います。

ひとまず、時間を節約できるものを買えば、どうやら幸せになるらしいくらいのざっくりした感じで先に進みます。

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増やす

稼いで、貯めて、使ってとやっているば基本的に問題ないですが、欲しい物に対してもっと貯めたいなとか、スピードをあげたいなと思うのは自然な欲求だと思います。

なので、稼ぐ以外に増やす手段があるぞということを伝えました。

さすがに、これはすぐにはピンとこなかったようです。

投資なんて言葉を出しても理解できるわけがないので、身近な存在である、マンションのオーナーさんの話をしました。

「建物作るときにいっぱいお金かかるけどそのあとどうなる?」

と聞くと、しばらく考えてピンときたようです。

修繕費とか税金とか難しい話は置いておいて、家賃をもらえるから、そのうち最初のお金よりいっぱい貯まって、あとは増えていくということを理解したようです。

これが、投資っていうと、

「じゃ、投資したい!」と。

我が子ながらやるじゃないかと思ってしまいました。

今後

まずは基本的な全体の概念みたいなものから初めました。

これから、稼ぐ、貯める、使う、そして投資することにいて、経済学っぽい話や心理などなど、子供と一緒に学びながら実践していきます。

子どもも理解できるように、お金や投資に関係することを少しずつ勉強していきます。

勉強だけでなく、子ども自身が理解した内容を実際に試すことをすことをしていきます。

投資であれば、情報を収集し、自分で考えてみて、投資を実行するところまでやっていきます。